チェンソー間伐研修、実践及地質調査活動 報告書

日時:2009年1月24日(土)10:00−14:00
場所:小山町 観音地
天候:曇り時々みぞれ 気温(最高52℃)北東よりの風15m
参加者:** 29名
    講師:ちば里山センター 平野様 特別参加:イオングループ環境・社会貢献部 木下様
    千葉市環境保全推進課 江澤様 大木戸サッカークラブ **** 
    お子さん 5名 

活動記録
 9:30 準備 鍋等
10:00 開会(星野)説明(奥山)
10:10 理事長挨拶(小高理事長)
10:15 チェンソーの使い方及び注意事項説明(ちば里山センター 平野様
10:45 チェンソーを使った杉の間伐2本(玉切り・枝払いまで)(参加者全員)
11:30 みぞれのため早めに鳥団子鍋で昼食(作業予定は切り上げて終了)
12:30 午後の部(斜面林雑木の選定・間伐・椎茸用玉切り)
13:40 作業終了片付け
14:50 解散

【総括】

天気予報と反して朝から曇り時々みぞれ。この日は千葉の初雪を記録。朝より昼の方が気温が下がるという寒い中、ちば里山センター 平野様より、テキスト配布、チェンソーの使い方及び安全注意事項説明を頂いたあと、小高理事長や経験豊富な方もあすみが丘から初参加してくれたボランティアの皆様も交代で2本の北側の傷んだ山武杉(胸高直径30cm)を実際に倒し、4mの玉切り、枝払いを体験した。一見まっすぐに見える木も意図した方向とは反対に傾いていて急遽駐車車両を退避させたり、ロープにて力を合わせ安全に引っ張るなど現場に応じた応用を体験し、最後に倒れる瞬間のどーんという音の重さには安全確保の重さを感じる体験できました。みぞれが強くなったので早めに鍋のお昼を取って温まり、基本の研修行事は終了としました。

斜面林はスギ半分雑木半分ですが大変危険な作業であることが分かりました。地元参加の方にはプロの方もいて、当地を千葉県のモデル事業にふさわしい地にまた一歩近づけることができたと確信しています。また、午後から@土壌調査サンプル採取、スギ用堆肥の移動、有志により雑木の斜面での状態を概観、及び北の斜面の比較的緩やかな斜面にあるコナラなど3本を椎茸栽培用に伐採しました。いきなりの応用編で斜面下に傾いている木を落ちないように倒すためにロープ賭け、ロープを引きながらの伐採、玉切った物を運びあげるなど皆様の力で90cmの立派なほた木が沢山出来ました。

雑木斜面を概観しながら、皆さんと話し合い、今後の予定は、221日を定例作業とし、スギの堆肥追加作業、328日は子供参加の椎茸の菌打ちと新芽探し観察とすることとしました。引き続き、各皆様のご支援とご協力をお願いします。
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